みなさんは、ブラの締め付けなどで皮膚に赤みがでたことはありますか?
私はワイヤー入りの下着をつけていると、ミミズ腫れのようになることがあります。
夏や、冬の温かい時期であっても、厚着をしているため室内で汗をかいて痒みが出る人も多いですよね。だけど胸元は、痒みや不快感を感じても、人前で対処できず我慢するのが辛い・・・。
痒みの原因は一体何でしょうか?対処法もご紹介します。
Contents
胸周辺の痒み・蕁麻疹の原因は?
乾燥によるもの
バストもお肌と同じように、乾燥すれば痒みがでます。
胸は乾燥することは少ないような感じもしますが、女性ホルモンが減ることにより、乾燥しやすい時期もあります。また、歳を重ねて昔は平気だったのに?と体の変化に気づく人も多いですよね。
特に冬は身体全体が乾燥しやすいですし、乾燥することでバリア機能が低下すると余計かゆみがでてきます。
締め付けがきつい
大切なバストは、ブラジャーにより毎日同じ部分でささえられています。
皮膚の同じ箇所に、毎日刺激を与え続けることで、赤く炎症がおきミミズ腫れのようになることもあります。機械的蕁麻疹(じんましん)とよばれていて、知らず知らずのうちにできていることがほとんどです。
無理に肌に合わないブラや下着をつけていると、痛みを感じることもありますので早めに締め付けの少ないノンワイヤーやナイトブラで対処されて下さいね。
胸ニキビによるもの
胸やデコルテ周辺にもできることが多い「ニキビ」ですが、胸にできた場合「マラセチア菌」が原因となっています。ニキビという名前ですが、お顔のニキビとは別の菌で、毛穴から発症して繁殖をすると広がっていきます。
繁殖しやすい環境として、雑菌が多い・ホルモンの乱れ・下着や服(衣類)の素材が合わないなどがあげられます。
バストの痒みへの対処法・対策は?
身体をキレイに清潔に保とう
マラセチア菌が原因の場合もあるので、汗で雑菌を繁殖させないことも大切です。帰ったらシャワーを浴びたり、汗拭きシートなどを持ち歩くと休憩時間などにも使えて便利です。
入浴時には、炎症した部分があれば、優しく洗いシャンプーやボディーソープが残らないようにスッキリすすぎましょう。
また、お風呂からあがった後は、ロングヘアの方は、髪を下ろしたままだと肌への刺激になるので、乾かしたら髪はアップヘアにしておきましょう。パジャマや寝具を清潔に保つことも大事です。
サイズと素材を見直そう
痒みが起こる場合、制服などでしたらピッタリとしたサイズは避け、摩擦など刺激を軽減させましょう。化学繊維が多い場合、肌に合わないと痒みをさらに悪化させます。乾燥する季節だけでもシルクや綿素材のブラジャーをつけてみましょう。
痒みが酷い場合には、ナイトブラ(日中にもつけれるもの)やノンワイヤーのブラジャーがおすすめです。
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どんな市販薬が炎症を抑える?
胸ニキビが原因の場合、症状が進行していくとニキビ跡になってしまいます。こうならないためにも、皮膚科へいくことが一番ですが、あまりバストをみせたくないですよね。
市販薬では、マラセチア菌に効果があるとされているお薬は真菌用の「イタミゾール系」のものです。殺菌効果のある「コラージュフルフル」などのボティ用ソープを、予防として使用してもよいでしょう。また、
痒みだけの場合は、メンソレータムADクリームのように、保湿剤と痒み止めが入っているものがおすすめです。
軽い場合は、保湿だけでも数日塗っていれば、痒みは落ち着いてくることがほとんどですので、お使いのスキンケアアイテムやボディ用のクリームをたっぷりぬって肌のバリア機能を高めてあげましょう。
バストの痒みのまとめ
機械的蕁麻疹やニキビもですが、ホルモンとの関係やストレスもためると影響がおこりやすいです。
疲れをためないためにも、11時頃までには眠ることを心がけ、身体が自分で修復できる時間をつくってあげてくださいね。
また、ナイトブラは夏の夜でも汗をすいとってくれて快適にバストケアができるのでお勧めです。